1/100 ガンダムＦ９０
ＭＧのＦ９１のフレームを芯に、旧キットのＦ９０の外装を被せるという、ＭＧのＦ９１発売時によく見かけた改造をしています。
ですが、プロポーションが違いすぎて、胸部や腰アーマー、ヘルメット部分など、一部を除いてほとんどスクラッチの状態です。
改造点を箇条書きにして出してみたところ、２４０箇所絵以上になりましたｗ
なお、Ｆ９０はアニメ化がされてないので、特にこれといった明確なデザインの固定が無い機体でもあります。
個人的にはＳＦＣ版のデザインと、『Armor Piercing』の皐月氏が描かれたデザインを参考にプロポーションやディティールを設定しました。
しかし、やっぱり一部はＦ９１の骨に左右されてプロポーションが変更できなかった部分もあります。
皐月氏がＦ９０を描き始めて初期の頃（？）のイラストのポージングです。これは是非やりたかった！！
頭はトサカを中心に『皐月デザイン』とし、顔も皐月氏のイラストを参考にエポパテから削りだしています。
バルカンはアルミの削りだし品です。
また、各部スラスターは手芸屋さんで買った金属ビーズ（カシメ玉）を使用。脚の動力パイプも銅の物に置き換えました。
両腕、両脚のハードポイント、及びカバーはスクラッチして旧キットよりもかなり大型化しました。これによりかなりマッシブな見た目となりました。
また、取り付ける武装も大型化するため、見た目に派手になりました。
ただ、当たり前ですがハードポイント取り付けの武装も同時に大型化する必要があるため、極めて手間のかかる仕様ですｗ
なお、ハードポイントカバーに空いているマウントには、腕側についている武装固定用のネオジムの磁力を貫通させ、シールドを固定できます。
ハードポイントカバー内は、エアクラフトのギアボックス内を意識し、油圧ケーブルやデカールを配置。
また、腕に限らず各ハードポイントは口径２ｍｍに設定し、２ｍｍ真鍮線でならどんな物でもマウントできます。
更に、腕はハードポイントの受け皿を２箇所設定。どんな武装にも対応できるほか、ヒジ側にはネオジムマグネットも封入し、保持力を強化しています。
胸部は前後に幅増し、また肩の上下スイング機構のために肩の付け根の装甲板は圧巻きスプリングで可動します。
更にバックパックにはＨｉＱさんのアルミバーニアを、市販のボールジョイントと組み合わせて使用。
エンジン周りのチタンの焼け色はエアクラフトモデルから引用の私の趣味です。
サーベルの固定も市販のリングパーツでディティールアップと保持力を両立。中には１ミリ真鍮線を芯として固定しています。
パーツ取得の関係上、Ｆ９０が３機にもなってしまったので、ライフル、シールドは２つずつ製作しています。
シールドは腕固定に仕様変更しましたが、設定通りバックパックに背負うことも出来ます。
なお、ライフルは片方を左手用とし、グリップ形状を変更。腰マウント部分も反対側に移植し、量腰にマウントできます。
左から『ＭＧのＦ９１』『旧キットのＦ９０』そしてそれらをミキシングして作られたＦ９０です。実はＦ９０って設定上ではＦ９１より小さいらしいのですが、
「設定なにそれ美味しいの？」という状態ですｗ
なお、私の旧作のＦ９１とプロポーションを合わせるため、旧作Ｆ９１で行ったスネの延長と同様の簡易改造をしています。
私としては、「後々パーツを増やしてもガシガシ遊べる理想の作品」を目指しましたが、「旧キットよりかっこいい」と言っていただければ本望ですね。
サナリィの試作モビルスーツ、ガンダムＦ９０です。ガンダムＦ９１の直接的な試作機となっていますが、似てもにつきませんｗ
今回はＦ９１がＭＧで発売された時に、「是非これでＦ９０を作りたい」と思い立ち、あれから１０年くらい経ちましたが、
ようやくここに来て一つの集大成的な作品に仕上がりました。
なお、私の大学の同じゼミの先輩が、同じく『ＭＧのＦ９１と旧キットのＦ９０のミキシング』を製作していらっしゃいました。
まだまだ私の実力は当時の先輩の足元にも及びませんが、非常に感慨深いですね。
更に今回は、『Armor Piercing』の皐月氏のイラストを製作の参考にさせていただいたのですが、当店製作のギャプランが偶然皐月氏の目に留まり、
そこから私のＦ９０も皐月氏の企画に参加させていただきました。
まさかコミックマーケットで宣伝していただき、更にガンダムカテゴリで人気サークルとなっているArmor Piercing様の
同人誌に掲載していただける事になるとは夢にも思っていなかったので感謝感激です。
なお、今回当店の作品を掲載していただいた『Glory of ZEON』は、『とらのあな』様、『メロンブックス』様でも発売中です。
火星独立ジオン軍が好きな方は是非チェックしてみてください。
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Ａ／Ｄ／Ｓ 製作中・・・・
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