ウィッチ
『けいおん！』秋山 澪プライズ景品フィギュア改造
ぷよぷよ、魔導物語といえば「アルル・ナジャ」ですが、基本的にこの界隈「アルルと誰が好き？」と言われるとかなり様々に意見が割れる界隈だと思います。
純粋にカップリングを求めるか、萌えを追求するかでも違ってくると思いますが、かくいう店長は地味ながらウィッチが好きで、いつかフィギュア化したいと思っていたキャラの一人です。
今回はこちらのフィギュアをビフォー・アフター。スカートはまったく別のフィギュアのジャンクから転用しています。元々ロングスカートで、ウィッチよりも身長・スケールともに大サイズな上、ロングスカートだったので半分以上は切り詰めています。
帽子はスクラッチですが、後ろ髪はもみあげ周辺を合わせた以外ほとんど手を加えていません。
青ぷよベースは前回、◆アルルの緑ぷよベースと同様。文字以外はマスキングによる塗り分けです。近くでよく見ると粗も多いですが、メインはウィッチなので、このくらい目立たなければ基本OKです。
ブーツの横ラインは、本来ウィッチのデザインにはありませんが、これは当初の『けいおん！』フィギュアの完成度に敬意を表す意味でも残してそのまま採用しています。
スカート丈は非常に悩んだポイントの一つです。この頃の彼女のスカートは非常に長く、また、後にぷよぷよフィーバー世代で更に長くなりますが、中途半端にならず、かつフィギュア映えする長さで、かつキャラクター性を損なわない（短くなりすぎない）という長さを模索しましたが、これについてはおおよそ満足しています。
また、スカートは別フィギュアから移植だったのですが、塗装したら上下で違和感なく纏まったのも気に入る点ですね。
ホウキの先の部分は、100円ショップのホウキの玩具から移植。接着もなく、ただ同径のプラ棒に差し替えただけです。
星のチャームは手芸屋さんで200円だったものです。
彼女はこのチャームから隕石を召喚してぶつける魔法を使いますが、普通に考えて破壊力が運動質量兵器のソレで「見習い魔女」ってレベルじゃないんだよなぁ。
そのうちツイッターの裏アカウントででも公開しますが、実は今回のウィッチ、完成品フィギュアでよくある『あの隠しギミック』もあります。
頭は比較的高級な完成品フィギュアでよくある、帽子にマグネットが入っていて取り付け取り外しが可能な、あのﾖｸﾞﾜｶﾞﾝﾆｬｲギミックも採用しています。
髪はつや消しを独自配合したパールコートを吹いて髪特有のツヤを再現しました。
前髪と後ろ髪パーツは、エアクラフトモデルのコックピットの塗装方法ヨロシク『二段階塗装』（勝手に命名）で製作。これにより顔の塗装後に前後髪パーツを継ぎ目消しして塗装することで、継ぎ目のない髪パーツを実現。◆川背さんのような、前髪後ろ髪が明確に別れてる髪型のキャラなら気になりませんが、こういったストレートロング・パッツンというような髪型では特にこの継ぎ目は気になるので、面倒でもこの方法で制作すると後々の完成度が大きく変わります。
問題はこの方法で顔パーツを封印してしまうと、後で顔パーツに何らかのトラブルがあったときに修正が非常に困難（ほぼ不可能）になることですね。
実際に今回も髪パーツ塗装後にとんでもないミスが・・・。
帽子はマグネット着脱なので特に決まった固定位置は有りません。なので、ちょっと斜めに被せたほうがあざとカワイイです。彼女の高飛車にふるまいつつも性根が芋っぽい感じをだすならまっすぐ被せるのもアリです。
ぷよぷよでは特にこの二人が好きなので、このツーショットはフィギュアの製作を始めた頃からやってみたかった悲願ですね。
そのため、アルルに並んで好きなキャラなのですが、色々と悔いの残る完成度になってしまいました。
そして、いろいろな作品と並行していたため、完成度に対して製作期間もかなり長くなった印象があります。
反省点は多いものの、今回は特に改造の的を絞って工作できたという点では、良い経験になった作品となりました。
また、本来元フィギュアはスケール違いなんだと思うのですが、結果的にはアルルとの身長差も個人的なイメージと近いので、完全に対となるセットが出来た達成感があります。
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