1/8 魔導物語・ぷよぷよシリーズより
アルル・ナジャ(16歳バージョン)&カーバンクル

涼宮ハルヒ プライズ景品フィギュア改造

ハルヒのエンディングのダンスで有名なあのサシ指ポーズの手の表情をそのまま活かして、アルルの天真爛漫なポーズを出せたのはまず気に入る点ですね。
私は傾向として、元にしたフィギュアと徹底した差別化を図るために『とにかく目線を変える』という拘りが自分にあるようですが、今回はそれも上手くいったように思います。

当店はスクラッチもやるのですが、当店のフィギュアがどうも『改造フィギュアである』という事が伝わってない気配が以前よりありました。(うどんげ・初雪など)で。
そこで、以前よりこう言うような図は作っていたのですが、今回更にインパクトの強そうな物を作ってみました。
ベージュの部分は木工エポパテ、黒い部分は黒い瞬間接着剤です。
今回見て判るとおり、目元の輪郭変更は、パテを盛らず、削りの一発勝負でつり目(ネコ目)から丸目に変更できた点も、自己評価が高いポイントです。

小学生自分にデザインが超エロいと思っていた『乳アーマー』(勝手に命名)は、木工パテで原型製作し、ペット素材のバキュームフォームで製作しています。
実際のデザインではそこまで頑張らなくても良かったのかも知れませんが、透明パーツにすることで、ファンタジー系のちょいエロを追求しています。
が、模型としても質感の違うパーツが入ったため、見た目の精度が向上したように思えるので成功でした。
腕章を上手くシャツの袖に変更しているのもポイントです。

今回、当初本当は左脚の膝は伸ばしていたのですが、バレリーナっぽくお上品なポージングでした。
しかし、様々な方から「アルルは膝を曲げた方が良い」というご指摘を頂き変更。確かにこっちの方が天真爛漫な彼女が表現されていますね。

乳アーマーベルト部分は、釣り用の板鉛で再現。バックル・留め金類は真鍮線のハンダ付けです。
ポニーテールはスクラッチ。
ブーツ・シャツの皺は、今までヤスリで磨いてなだらかにすることを特に意識していたのですが、多少アバタが残っても起伏を激しく残すことを意識しました。
おかげでいつもよりも立体感のある作品に仕上がりました。アバタもそんなに気になりません。

設定に忠実?に白です。縞パンにしようか悩みましたが白です。
また、ハルヒは非常に体型が華奢だったので、太股を中心にボリュームアップしています。
16歳ではこのくらいの方がまだ健康的で丁度良い体型かと思います。逆にエッチです。

あと、多方面からご指摘を頂きました。もちろん私も始めからそのつもりでしたが・・・
アルルと言えば「シャツからおへそが出てないとダメ」というご意見は多々頂きましたね。みなさん判ってらっしゃるwただ、へその位置が丁度ベルトにかかったので、おへそまでは出せませんでしたが・・・。

カーバンクルです。基本的にエポパテの固まりです。
頭のルビーは100均のネイル用デコです。
ベースは根性によるプラ板の積層&箱組みのスクラッチです。

実はこのベース。みると何かヨレているので、お気づきかも知れませんが、文字以外は塗装による塗り分けです。文字のみデカールです。
しかし、蛍光グリーンは発色が良くなるのですが、隠蔽力が強すぎて混色に向かないですね。ミスると修正がかけづらい・・・orz
魔導物語・ぷよぷよシリーズより 1/8アルル・ナジャ(16歳バージョン)&カーバンクルです。
PVC製の涼宮ハルヒ プライズ景品フィギュアを改造しました。例によって400円のハード○フさんの釣るし売り・ワゴン売りです。
今回は、新規追加したポニーテールの髪ライン、シャツの皺など、かなり高低差が高く、シャープなラインを強調すべく、削りすぎにも注意しました。
磨き終盤、やはり柔らかいPVCとその境目の硬い瞬着など、アバタや傷の処理にかなり時間を取られました。
にもかかわらず処理しきれなかった部分も多数。
ただ、塗装をすると、この大胆な皺のメリハリによりかなり目立たなくなりました。
部品単体など各部で見ると粗はかなり多いものの、全体的にはここしばらくの自作フィギュア作品の中でかなりの良作となりました。

カーバンクルはエポパテによるスクラッチ。ルビーは100均のネイル用ジュエルです。
ベースは根性でプラ板の積層&箱組み。釣り用重り(5)を2個使って安定させています。
ぷよはフィーバー版みどりぷよを、マスキング塗装による根性の塗り分け。
蛍光グリーンを使って発色を良くしました。しかし蛍光グリーンは混色や筆のリタッチ修正には極めて不向きで、はみ出しの修正は、やったはいいけど酷いこと・・・・。

アーマー部分は無駄にペット素材によるバキューム成形でクリアです。イラストなどでクリアな描写は無いのですが、違和感のない範囲で上手くファンタジー的な演出が出来ました。
全体が強いつや消し・グラデ塗装なので、こういった強い質感違いが入ると、一気に模型のクオリティが高まった印象となります。
アーマーベルト部分は釣り用の板鉛にペイントしたもの。
アーマー用バックル、各アーマーのフックは真鍮線をハンダ付けして自作しました。
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