MODEROID サイバーボッツ BX-07R B・ライアット改造
B・ソードマン


今回は、以前作った◆パワードギア版ブロディアのトレッズ(タンク脚)を追加しようとして製作したのですが、B・ライアットのボディと左腕などが余っていた事に加え、前回のうちにレーザーブレードとナパームを製作していたので、副産物的にB・ソードマンを作りました。現状、MODEROIDでもソードマンは出ていないので、やはり『誰も持っていないワンオフ玩具』は良いですね。
そして今回トレッズは全て3Dプリント出力ですが、これだけのものを通常のレジン複製と比較して簡単に複製出来るというのは、すごい時代になったもんです。

サイバーボッツでソードマンを使うと、「親の顔より良く見た」右側面です。前回までの◆ブロディアでもそうですが、レーザーブレードの肩がバックパックのスラスターに引っかかり、ニュートラルな位置にできないトラブルが発生していました。
今回は更にトレッズにも干渉する可能性があったため、最初からバックパックのスラスターは短く切り詰めています。やっと普通の待機状態ポーズがとれるようになりました。
また、パックパックのプロペラントタンクもキットのままではトレッズに干渉するので、ジョイント受け皿を切り欠いて加工。大きく上に可動するようにしました。

シールドキャノンなどはキットのまま。また、レーザーブレードやナパームも再出力して組み立てただけで、ほぼ前回同様です。今回の出力にさしあたって不具合を直すこともなく、出力してから手作業で調整といういつもの力技です。

ブレードは勝利ポーズもキッチリ取れますが、この勝利ポーズでレーザーブレードの小型シールドについているエネルギーパイプが実は2本だったと判明・・・orz
パワードギア版はどうなんでしょ?見かけ上1本だったと思いますが・・・。

上面のファンは、外装を別パーツ化。裏からハセガワさんのモデリングメッシュを裏から貼り付けています。ファン部分はZbrushで適当にモデリングしたものをボディ(両サイドアーマー側)にモールド化して、それをマスキングで塗り分けたのみです。
また、レーザーブレードのメッシュパイプHiQさんのメッシュワイヤーを使用しましたが、このシリーズには緑がありません。そこで白を買って、布用の染色水彩絵の具で染めました。

リアはどうガンバっても情報がありませんでした。なので、現用戦車などを参考に勝手にデザインしました。ですので、今後トレッズを自作する方いらっしゃいましても、当店のトレッズがデザイン的に正しいわけではないところにご注意ください。
なお、ブレーキランプはLED1個でヘッドライトと連動し発光します。

レーザーブレードはピンクLEDで発光します。これも前回同様のギミックです。

アーマーは片方だけ作ればあとは反転コピーで出力できました。いい時代になったもんです。
しかし減算ブーリアンを多用しすぎたためにポリゴンデータが破綻を来しており、当店PCでは読み込むだけでもフリーズギリギリという悲惨な状況になってます。この辺はもっと勉強が必要ですね。

履帯は一つ一つ別パーツです。本当は回転させることも視野に入れていたのですが、流石にそれは無理でした。しかし、履帯をバラで作ったのが功を奏したのが、3D出力品は薄いパーツを出力しようとすると反ります。
そのため、履帯を一個成形などで作ると大きく反ったと予想されます。最終的に、左型・右型とミラー反転をかけた履帯をバラで出力。互いに交互に組むことで反りを最小限まで相殺しました。
それでもアルコールに晒された時間の微細な差や、自然光を浴びた差などで反りは多少発生・・・。最終的には強引に捻じ曲げて無理やり組みました。

前回までの◆パワードギア版ブロディアですが、よくよく考えたらB・ライアットの2Pカラーとほぼ同じ色なんですよね。そのためアセンブリをしてやると、サイバーボッツのゲームシーンを完全再現できます。
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