フジミ模型1/24 インチアップシリーズNo.44 AE111スプリンタートレノ キット改造
1/24 トヨタ AE111 カローラレビン
個人オーナー仕様

今回も当店お得意となる電飾ギミックはもちろん採用。今回はロービーム・ハイビームの切り替え・連動も再現しています。詳しくは下記ムービーで動作ギミックを紹介しています。

今回は納品させていただいた作品なので、スイッチ周りの操作方法を明確にしています。当店ホームページ等からこの作品をご覧になられた皆さんには、これでより電飾ギミックの詳細が伝わるかと思われます。
と、同時に、スイッチ周りもボディカラーと統一。もちろんウレタンクリアーでボディと同質の仕上げとしています。

ベース板材、ベース側面にはサイクロプスパーツシリーズのダメージ舗装板を使用しました。ダメージ舗装以外にもレンガ敷石なども製作できます。
また、縁石・雨水桝グレーチングはサイクロプスパーツシリーズの1/24縁石セットを使用しています。

キーシリンダーは3D出力したものに置き換え。ボディ塗装後に取り付けることで精密さと塗り分けの美しさを両立しました。

ウォッシャーノズルもキーシリンダーと同様、3D出力パーツの後付です。

サイドウィンカーも一旦削り落として、クリアーの3D出力品に置き換え。裏から光ファイバーを通してウィンカーを発光させています。

ホイールも3Dで製作。今回は個人オーナー様所有の1台を完全再現するため、無いパーツはほぼ3Dで製作しています。
特に左右対称・回転対称かつ同じものを4つ製作しなければならないホイールにおいて、3Dモデリングは非常に有効な手段となります。

ドアの内側です。キットから切り離したパーツと比較すると情報量の差が一目瞭然です。
今回、ボディを閉めてしまえばほぼ見えなくなる内装ですが、やはり通常、オーナー様が一番クルマとの時間を共有するのが内装です。そのため、インテリアの完全再現に重きを置いた製作をしています。

ボディを閉めると見られなくなる前に、内装を撮影しておきます。シートカバーはデカールを自作。シートベルトはサイクロプスパーツシリーズ1/24シートベルトセットを使用しました。
また、AT仕様のシフトコンソールや、デュアルエアバッグ搭載型の後期型ダッシュボード。後付けのオーディオも再現しています。

もちろんインパネも、ヘッドライトと連動して発光します。エアコン・オーディオ・シフトレンジインジケーターも発光します。
キーレスアンテナ、ETC、コインホルダー、後部座席用灰皿など、あるものはすべて作りきりました。

リアスポイラーのハイポジはモールドだったのですが一旦切り欠き。アクリル板の短冊を切り出し、はめ込んでクリアー化しています。
テールライトカバーは2本線をエナメルで書き加えています。ここがトレノとレビンの明確な違いの一つです。

ヘッドライト・テールライトのユニット部分はキットでは真っ平らだったので切り離し。ユニットは3Dで製作しています。
当店には未だ3Dスキャナーが無いため、「なんとなく概算」で作ったものから徐々に修正を加え、4回修正してやっとピッタリ合う形に出力できました。
とは言っても、まだ微妙な誤差はあったので、そこは最終的にエポパテですり合わせています。

ヘッドライト・ロービーム・ハイビームのギミックです。
こちらは、ロービーム・ハイビームの別点灯の他に、ヘッドライトを切ると連動してハイビームも切れて、ロービームを点灯しない限りハイビームもつかないという、実車同様の回路を組み込んでいます。
言ってることは面倒くさそうですが、この回路実はすごく簡単です。

ヘッドライト・リアライトと連動いて内装も発光します。これも実車同様です。

ウィンカーは以前作った◆FD3S 同様に、左右ウィンカーとハザードをいつでも切替可能なシンクロ回路を組んでいます。
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