セガ様(後のセガ・インタラクティブ様)の『スペースハリアー』より、『超高性能モビルスーツロボット ドム』です。
(後に有耶無耶のウチに大人の事情で『バレル』に名前が変更になったらしいけど。)
メガドライブ版?だったかの説明書には思いっきり上記の名前が書いてあるという、今考えると恐ろしいドムの派生機体です。
きっと宇宙人に鹵獲されて惑星セイシェルで改造・量産されたドムとかそんな感じなのでしょう。
144のHGUC版を改造しています。ただ対人物比を見ると、このドムたぶん10mも無いんですが・・・。
しかも、これを作るに当たってネットで資料集めをしたときに、やはり先人はいるもので、最早煎じすぎて味がしてないほどセガドムの作例がゴロゴロ出てきました。
なので、差別化を図るために、モールドの追加、メタリック塗装、LED発光の合わせ技で個性を出しました。「夜は・・・光ります・・・。」
デキは正直スケジュールの関係上慌てて作ったのでグズグズです。
また、今回色々なスジボリ工具を試すテストベッドとしてみましたが、やっぱり個人的にはほぼデザインナイフ一択に落ち着いた感じですね。
時々ノギス、ピンバイス。ガイドにはダイモテープといった所です。なので、慣れない工具を使ったところは線がボロボロに・・・。
緑は、原作ではゲームらしく軽薄なカラーなので、プラモで再現する以上重みのあるメタリックを出そうとしたら、想像以上に大成功で色が暗くなりました。悪い意味でorz
これは恐らく緑やシルバー自体は悪くなく、下地が黒だったことが問題だったのでは?と分析しております。
ゲームのデザインに近づけるなら、下地は白だったかもしれませんね。
ですが、まぁ、また私が小さい頃に欲しかった(気になっていた)物の蒐集を一つまた達成したので、そういう意味では大きかったかなぁと思います。
デキは大したこと無いのに、ゆるさと存在感では当店の他作品の追随を許さない、不思議な作品となりました。
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