ハセガワ 1/12 レトロ自販機シリーズ ブックベンダー 改造
レトロブックベンダー(ぴゅぐまりおん 純正ウェザリング仕様)

ハセガワさんの1/12ブックベンダーです。早い話が『エ口本の自販機』です。私もこのタイプの筐体が稼働しているのは見たことがなく、そのうち北海道では条例でこれらブックベンダーの全てが駆逐されてしまったので、資料を集める前から完全に幻となってしまいました。
You Tubeさんで検索かけても動いている筐体の動画はヒットしませんでしたね。もう稼働している個体は無いのかもしれません。
今回はそういった敬意や、若い頃に見た『桃源郷』のノスタルジーの再現として、「触りたくないほど汚いウェザリング」を目指しました。

今回、トップをマジックミラー仕様に変更。それに伴い電飾をしました。また、写真などと比較して細部をディティールアップしていますが、この製品はレトロ自販機シリーズでもヒット商品らしく、ツイッター上では私より遥かに上手いモデラーの方々の作品でいっぱいでした。
そこでそれら作品と明確な差別化を図るため、販売している本のステッカーやポスターのステッカーなどを新規に製作してみました。

売っている本は、黒悪13先生 https://twitter.com/Kloah13th と、塚沢先生 https://twitter.com/tukasawa02 にご協力をいただき、実際に販売されていた同人誌を陳列しています。
グラビア系雑誌は、当店製作のフィギュアの写真より転用。表紙は過去にブラック印刷店にいた経験を活かしてそれっぽく作りました。
トップ面のお札・コイン投入口、釣り銭返却ボタン、商品購入ボタンは3Dプリンターやプラ材などを駆使して立体的にディティールアップしました。

これは自動販売機の転倒防止ブロックです。3Dモデリングで自作しました。本来こんな古い機械では転倒防止ブロックへの取り付けが可能なのかも不明でしたが、今回他者の作品と
差別化を図るためにも追加してみました。内部に六角ナットを封入して、ドライバーで高さを微調整できる構造です。

雑多なパーツならシリコン型をつくらなくても同じパーツを大量複製できるのは3Dプリンターの大きな強みですね。

そして、むしろこれがやりたかった。自販機の下に隠された『捨てられた古いエ口本』や、自販機下に落としたお金など・・・。脚をつけるだけでプレイバリューが格段に広がりました。

棚の中はもちろんLEDで発光。キットではオミットされている本の転倒防止バーも追加しました。しかしこの辺のディティールアップは、このキットでは最早鉄板みたいですね。
私は使っていませんが、ディティールアップパーツを個人で販売されている方もいるみたいで驚きました。※正規品かどうかは分からなかったのでリンクは控えさせていただきます。

値札も製作しました。こちらも3Dプリンターで大量複製です。陳列しているサンプル以外にも、CDケースなども自作しています。開いている本はキット付属のオマケパーツに自作ステッカーを貼ったものですね。
同人誌は実際の同人誌を参考に、光沢シートとマット紙のステッカーを使い分けています。

今回は3台作りました。それぞれ◆黒悪13レストアラッピング仕様◆塚沢レストアラッピング仕様のスペシャル仕様の筐体となります。

3台並ぶと壮観です。もちろん3台とも電飾、ディティールアップは同じように仕上げています。ウェザリング、塗装仕上の方式が違いますね。

レストア仕様なので、背面(非塗装の鉄板を再現)は全て塩ケープによるウェザリング仕様としました。

展示棚ライトは上下に配置なのですが、中央部分に光が届きづらかったので、棚とマジックミラーの間に2mmのプラ角棒を噛ませることで程よく光が通りました。実物の光っている写真と同程度になりました。
スイッチ部分は何色に光るか不明だったので、とりあえず赤にしてみました。

某東方の烏天狗にパパラッチされたド○ラ。

「あ・・・・。」

当店では、18歳未満の実在人物、並びに公式に明確な年齢設定が成されている18歳未満のキャラクターのアダルトモデルの製作はお断りいたしております。
当店で製作されたフィギュアのモデルは、実在人物・非実在人物・キャラクター物を問わず、全て18歳以上です。
なお、この作品の販売、譲渡、複製、オークション出展は行っておりません。ご了承下さい。

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