ハセガワ 1/72 ASF-X SHINDENU改造
ASF-X 震電U オーシア空軍 ロングレンジ部隊 ストライダー1(トリガー)機

今回はとっておきの積みプラ、震電Uをせっかくなのでトリガーさん仕様にしてみました。
友人から後々になって聞かされた話・・・実はかなりのプレミアキットみたいですね。
DLCも現状で実現しなかったことからまさに幻の1機になった印象です。
この軽量軽快な機体でフギムニを追いかけ回してみたかった。

気がつくと前進翼ばっかり作ってるブルーレット奥田。前進翼好きなんですが、別にそれだけということもなく、後退翼も好きなのですが・・・気がつくと何故かこんなことに・・・。

アサルトホライゾンゲーム中、プラモ説明書共に、機体カラーはF15仕様とF2仕様に分かれるようですが今回はハイビジに挑戦してみたくF15仕様にしました。
(F2仕様のカラーに挑戦していた人は別の個人ブログでもいたので)
プラモ説明書では配色をわかりやすくするためか、迷彩色がはっきり色分けされていました。しかしよく考えれば、それは「迷彩パターンをコピーして使う人用」に濃く印刷されていただけであり・・・
馬鹿みたいに真に受けてしまった私は、指定カラーでも説明書に近い色が出せないと疑問に感じ、暗いグレーにダークシーグレーなどなどを少量足しています。
しかし後々F15Jの写真を見返してみると、実機でもびっくりするくらい迷彩が目立たないんですね。
結果としてF22に近いカラーとなりました。新鋭半ステルス機という設定なので、まぁこれはこれでアリかと・・・。

今回は汚しにこだわっています。というのも本来、現用機モデルは黒などのエナメルでペタペタやって汚しをつけます。
ただ、現用の半ステルス機は実機写真では、ステルス性向上のために汚れなどにも非常に気を使って落としてしまいます。反面、ステルス性の高いつや消し塗料の影響か、機体上面に整備中についた細かい傷が目立つ印象です。そのため、黒系の汚しに、更にかなり明るいライトグレー系の汚しを同様の方法で追加しています。

今回、デカールはグレー系は2色としました。というのも、オーシアの軍旗をグレー単色インクの印刷で再現してみたのですが、明るいグレー上では非常に目立たなくなってしまったため、急遽濃いグレーでオーシア軍旗や所属を印刷し直しています。が、今度は少し色が暗すぎましたね。
目立てばいいということで。

今回ベースには、エースコンバット7キャンペーンモードの、ミッション11冒頭の画面を再現したネームとしています。
どこにも『SHINDENU』や『ASF-X』の文字が入らない、ある意味では異色のネームとなりました。
とにかく「トリガーさんである」という事を全面に押し出したい作品です。

6AAMです。半ステルス機でミサイルを翼に吊るすのはおかしい話なのですが、こういった細かい部分は模型映えのために存在するのです。
ただ、そういった意味ではSSC(ステルススーパークルーズ)モードで翼端が下がり、レーダー波からミサイルを隠す様な形状になるのは理にかなってるのかもしれませんね。

コックピットは、コンソールパーツそのものをクリアレジンに置き換え。3つのディスプレイとHUDを1つのLEDで発光させています。
この細かい演出は、『カステン遮光ブラック』があればこその成せる技でした。
キャノピーは、GXクリアオレンジにクリアゴールドをごく少量混ぜたものを吹き付けています。

アフターバーナーです。奥まっているので、展示会場に持っていっても発光は子供目線からじゃないと気がついてもらえないレベルです。
しかし、出力は高く、かなり眩しく光ります。

エンジンです。
エンジンもクリアレジンに置き換え。上から薄くチタンカラーを吹き、汚しをかけることで、通常時はクリアーには見えません。
発光時のみ光が透過する仕掛けです。

エンジンインテーク側のタービンブレードです。このへんも特に何もせず、非常に良く出来たキットとなっております。

今回は選択式だった翼端の付け根をプラ板で延長。主翼内部も切り欠きを作り、差し替えで可変翼の可動を再現しました。
プラ板には穴を開けており、パイロンを取り付けた際に金属ピンが翼端・パイロン相互にロックの役割を果たします。
もちろん6AAMのブースターは開口しています。

こちらがSSC(ステルススーパークルーズ)モードとなります。F22が得意とする『アフターバーナーを使用しない超音速巡航』と言ったところでしょうか?
尾翼はそのまま可動。しかし、塗装ハゲを恐れてパーツ接地面を削りすぎるあまり、今度はゆるゆるになりすぎたので、瞬間接着剤によるポイントかさ増しで硬さを調整しました。
実はこのモードが一番『爪痕』が目立って、トリガーさんを主張するには一番良い写真が撮れます。

こうしてみるとSSCモードはエンジン排熱、ミサイルを隠すモードと言っても過言ではないかもしれません。実際にミサイルがこれで隠れるかは微妙ですが。
発展させれば実用性があったりするんですかね?
ちなみに、ガトリングガン部分は穴を広げて、薄く削りこんでいます。
その上で、1/144のガンプラ用のガトリングガンがちょうどいい大きさだったので取り付けています。これぞチラリズムの美学。

STOVLモード(半VTOL)モードです。後方縦タンデムエンジンで果たしてこんな事が可能か?という疑問はありますが。実際出来たら比較的小型の強襲揚陸艦からの離着艦・転じて艦載も可能になりそうですね。
ちなみに、爪痕マークなどは、「そもそも尾翼内側は貼り付けるか?」「貼り付けるとしたら上下をどうするか?」でかなり迷いました。
そこはエースコンバット7のYF-23を参考に内側も貼り付け。更に震電Uの説明書に基準した方向で貼り付けました。
そのため、STOVLモードでは爪痕が逆さまに。これは元々の震電Uの設定でもこうみたいですね。
ただ今回はとにかく「トリガーさんである」を(ry
いつも「電池が取り替えにくい」でおなじみの当店の電池ボックスベースでしたが、今回は透明アクリル板の引き出し式フタを用意。
当店史上最も簡単に電池交換できます。
あと、トグルスイッチって飛行機のコックピットを連想させていいですよね。ちょっと硬いのが難点ですが。

尾翼が下向きハの字という特異形状。これはこれで後方から見るとかっこいいかも。

トリガーさんマークと爪痕マーク、オーシア国旗などの版下は手元に残ったので、今後はスペア15仕様でなにか作ってみたいですね。
潟oンダイナムコエンターテイメント 様の『エースコンバット7 スカイズアンノウン』および『エースコンバット アサルトホライゾン』より、ASF-X SHINDENUです。
キットはハセガワさんのエースコンバットシリーズ1/72 ASF-X SHINDENUを使用しています。
厳密に言うと、『エースコンバット7 スカイズアンノウン』には、震電Uは今の所出て来なく、アサルトホライゾンのみの出演となっております。
逆にアサルトホライゾンでは、今回制作した『ロングレンジ部隊仕様』は出てきません。
これはマクロスの河森監督がデザインされた架空機ということもありデザインが好きだったので、エースコンバット7のDLCでの登場を期待したのですが、当初の追加DLC3機には登場せず。
また同時に、「どうせなら誰も作っていなさそうなところで作りたい」と思ったので、震電Uとトリガーさん(エスコン7とアサルト・ホライゾン)を勝手にコラボさせた作品となります。
個人的には、7のラストのフギムニ戦にこの軽量双発機をぶつけたかったという期待もあり、製作しました。
スペア15(罪線)仕様と迷ったのですが、この世界で震電Uは比較的新鋭機に該当すると思われたので、ストライダー仕様としています。
罪線仕様はまた何か今度別の機体で作りたいですね。できれば1/32とか。
また、エスコン7といえばレールガンやレーザーと言った近未来兵装のイメージだったので、6AAMとパルスレーザーを換装出来るようにしたかったのですが、旭川での展示会に間に合わせたかったためにパルスレーザーの製作をやむなく断念。
また、ミサイルの取り付けが真鍮線だけでは安定せず、やむなく接着したこともあります。
ただ、両サイドのミサイルのみピンでの取り付け取り外しを残しており、翼端の差し替えによる可動では、このミサイルのピンがミサイル・翼端と相互に脱落防止のロックの役割を果たします。
本来キットでは選択式だったのですが、これを差し替え式に改造しました。
これにより、通常モード、SSCモード・STOVLモードと全ての飛行形態を再現可能としました。

しかし1/72の小スケールで翼端が可動することにより、流石に翼端灯・編隊灯の発光は出来ませんでした。
そのため実機での戦闘状態ということで、コックピットコンソールとアフターバーナーのみの発光として電飾をしています。
ちなみに、アフターバーナーはLEDを2個使用。縦タンデム双発という特異な形状のエンジンをそれぞれ独立して点滅発光させています。
もちろんベースはいつものプラグピンで取り外し可能。ベースにはエースコンバットのロゴと、エースコンバット7のミッション11冒頭をネームとしてデカールで再現しました。

※ こちらの作品・およびデカール・その版下については、販売・譲渡は一切致しておりません。
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